雪かきのせいだろう。講習会の終わる頃には何となく尻が痛くなってきた。おまけに今日の練習で自分としては久々の撞掌。これってきっちり尻に来るのだ。大臀筋が悲鳴を上げたかも。
雪のために電車が遅れ気味になり、会場には少々遅れて到着。今日は経験者講習会だったが12人の参加者があり、会場の広さからいうとなかなかよい感じでした。うふふふ。
ホワイトボードには「技撃の道」と書かれていて、
1,最高境界 知己知彼
2,制
3,変
道貴制人、而不貴制于人(道貴ければ人を制し、貴からざれば人に制せらる)
対練なんたら
1,迎面吸化掌
2,穿掌
3,圧掌
他にも何か書いてあったようだったが、残念ながらメモ取ってない。だって休憩なしで、終わったらすぐに会場を出なくちゃならなかったから。そんなわけで、質問もあまりできないまま練習練習練習。
「穿掌対打」
がすぐに始まり遅れていった自分はあぶれたためにラッキーにも李先生に相手をして頂いた。もちろん、なんもでき〜ん。
そのうちに、他の人と組んでやるように言われて、八戒さんとお手合わせ。お互いにけっこう力んでしまい、廻ってきた先生に肩をつつかれ、胸は手の甲ではたかれた。あ〜あ。先生が見本を見せてくれたけど腰から生えた腕が腰ごと降ろされてくるって感じで、ちょっとお願いして両腕で押さえ耐えようとしても、あっさりと潰される。ほとんど吹っ飛ばされるに近い。でも、こういうふうに直に先生の功夫をちょっとだけでも味わえるのは、またとない機会だ。やられながら喜んでしまったら、参加者から笑われてしまった。
続いて「迎面吸化掌」
迎面とは相手の顔を撫でるようにすることだそうだ。ほんでもって、力を入れたままの推手のような感じだった。八卦掌の化勁だろうか、質問しそびれてしまったが、これも面白い。
「圧掌」では、2003年から甲野さん絡みで参加しているEさん(つまり同門だな)と組んでやるように先生に言われる。背格好が近い方が練習しやすいのだろう。相手が押さえている腕を肘を伸ばして腕全体をワイパーのようにして返すというものでこれもけっこう好きだったりする。
どれも、掌友会の練習でやったことはあったけど、講習会でえ李先生の指導のもとで行うとまた違ったものがある。人数にゆとりがあるせいか、どの練習でも廻ってきては相手をして下さり、全体的に丁寧に指導して頂いた。先生とやってみて、できが一番よかったのは自分としては圧掌だった。あとはもう、いやはや。
あと、穿掌で当たってから手首を返して相手の手首を引っかける「帯手」の練習もやった。夏の講習会で牛舌掌の形を教えてもらってから、わりと意識してやってきたことがそのままつかえるのが面白嬉しかった。
吸化掌練習の途中だったか、李先生の受けをする機会を得た。初めてのことで緊張するが、すこぶる楽しかった〜。
そのあとは、龍形走圏、熊形走圏、三穿掌、双換掌、撞掌など休みなしに。
龍形走圏では、もう一押し捻るように言われた。上の腕はもっとリラックス、下の腕は押すようにとのこと。熊形はまあまあのようでgoodだそうだ。双換掌は龍のように(単換掌は虎の子如く)、そして、双換掌の練習の補いとして三穿掌、撞掌は2種類やった。馬歩になり、両腕を真横に張って横方向に打つものと、馬歩から上体を90度捻って、腕を前後に開くようにして前に打つものと。ここで、今朝の雪かきの体験が蘇る。基本的に馬歩は楽なのだと。気のせいか、苦行をしているような気持ちにはならずにやることができた。とは言え横方向の時は胸を張らないように注意されたが。
今日やってみて一番の収穫は、対練だった。走圏ではある程度胸を緩めることを意識できるしちっとはまともにやれるようになってきている。が、対練で人と接触して行うととたんに胸を張ってしまうし肩は力んでしまう。もっともっと身法を確かなものにしないとよい練習にならないだろう。そのためには、やはり走圏に帰り着くのだ。それから、単換掌には、技撃の用法、変化がふんだんに盛り込まれていることもだんだん紹介されてきているので、これからの練習はよりいっそう意識してやれそうだ。っていうか、意識してやらねば。
練習後の食事のときに、李先生に今日の雪かきのことを話してみた。すると「それは正しい」とのことだった。今朝の自分の感覚は間違っていなかったのだ。そして、改めての課題は脚をもっともっと強くすること。そうすればますます上体が自由になり、余計な力みから解放されるだろう。足首の方もほとんど練習の邪魔にならないようになってきたのだが、ここで焦らず用心し、完全になったら、馬歩の練習を丁寧にやっていこう。疲れるからいやだったけど、撞掌や、蓋掌、圧掌なども積極的にやっていきたい。それが次の段階に進むための自分の具体的な課題だと考えていいだろう。
他にもいろいろ書きたいことがあるようだが、自分の中でまとまっていないので、今日はここまで。