9時半頃、家の中で、アルミ製のガラス障子の枠に足の小指をぶつけた。ばんっと大きな音がして、痛みを覚えた左足の小指を見ると、小指が外側に曲がっている。やったな、これは折れてる、そう直感した。ちょいと引っ張ってまっとうな位置に直す。激痛がないので安心したが、指があらぬ方向に曲がっていて何ともないはずはない。アイシングしながら方々に電話するが、日曜で整形外科の医者がいないなど、行ける場所がない。そこで妻が「府中病院のERは?」
電話してみると、受け付けてくれるとのこと、タクシーを呼んで家を出たのが10時半になる前。
その時の写真が、これだ。1,2,3!

左足の小指が、右足のそれに比べて明らかに外に向き、しかも既に腫れ始めている。これでも直して真っ直ぐにしての形で、始めは本当に曲がっていた。

坐っていれば痛みは激しくないが、立ち上がると体重がかかるので、それなりにきつい。踵歩きで車に乗り込む。
普通の外来入り口で車を降りてしまったのが間違いだった。日曜なので人がおらず、よくわからない。建物を回り込んでようやくたどり着く。受付をすまして、待たされて医者の前に行き、レントゲンを撮れと言われて足を引きずり、床のラインを頼りに放射線科へ、都合2枚の写真とをって、また、ナースステーションにもっていき、職員に渡す。
待つこと30分以上、流石に忘れられてるんじゃないかと心配になり、様子を聴くと、前の患者で時間がかかっているとのこと。まあ、骨が皮膚を突き破ったでなし、出血しているでなし、あちらとしてはERに来るような患者とは思っていないだろう。自分だってそう思う。日曜でなけりゃ地元の医者に行くに決まっている。通院もしなけりゃならんのだ。
ようやく呼ばれていくと、若いドクターはこちらの足を診るでもなく、問診するでもなく、レントゲンの写真を見ながら、「ひびが入っているが、これ以上は、なにもすることがない。薬指を添え木代わりにして固定する。今日は風呂に入るな。足は上げておけ。痛みは4,5週間続く。踵で歩くぶんには問題ないから。紹介状をだすので近所の医者に行け。」ということを(敬語で)、たぶん3分以内で話し、テープで一巻き二巻きした。その時には小指の縁が、紫色になりかけており、自分も気になったので「皮下出血も始まってるようですね」と一応口にしたが、件の医師は「張れてますね、痛いですか。」でも、「ちょっと立ってみてください。どこがどう痛みますか。」でもない。レントゲン二枚と紹介状、カルテをナースステーションに回し、彼の診療は終了した。
患者に怪我の状態を説明しないのは、こちらにとっては不安が増すだけだ。せめてレントゲンを見せながら現状を説明し、患者が自分の怪我の状態を把握できるようにしてもらいたかった。触診も、問診もしない医師を私は信用しない。それ以上何か言っても仕方ないので、支払いを済ませてさっさと帰る。そう、ここは応急処置の場なのだ。そう考えると、仕方ないかとも思う。
スタッフも若い人が多かったし、今の医療現場の人手不足、過剰労働の実態、専門医不足などがこういう形で現れてきているだけなのだと、病院の悪口を言っても仕方ないと反省。目先の不満よりも、もっと大きな社会状況を捉えなければ、帰って現場を萎縮させていくことになる。軽々な批判は慎まなくてはならない。
3000円なにがしの診療費を払って帰宅。
タクシーの中で眺めていたレントゲン写真はうまく撮れたらのせます。
本日の治療の成果が、これだ!

待合室で時間を過ごす間に、足は指の根本から腫れていき、写真では分からないが、より幅広く黒ずんできていた。明日朝一番で、時間を掛けて診察と治療をしてくれるところに行く予定だ。
そんなわけで、しばらく練習はできない。走圏も大起式もダメだろう。坐ってのタントウ功なんてあるのか知らんが、もしできればそれくらいにしておくつもりだ。何より通勤が非情に面倒だし、何より靴を履いたときにどれだけ痛むか分からない。サンダルでも痛いのだ。
みなさん、家の中での自己にくれぐれもご注意下さい。
今日思ったこと
車の運転にたとえるなら、車幅感覚がよくないということ。段差、周辺の物との距離感、自分の身体を操作している感覚と実際の周辺状況との差。これらの自覚不足がこの失態を招いた。武術をしているなら、あってはいけないことだと思う。