久しぶりに遅めの時間に公園に向かう。誰もいない。蝉も鳴かない。替わりに青松虫が木の上から盛んに鳴いている。子供の頃にはいなかったこの虫も、今やすっかり秋の夜を席巻している。それに比べてコオロギやカネタタキの音が控えめに聞こえて風情がある。
しばらくすると、10代後半〜20代前半のスプリンター?が練習に来る。場所の都合でか、タタタタッと何本も助走のような、スタートの練習のようなことをしている。今になってふと思うのは張りしたかと日が専門なのかもしれない。あの走り、微妙にカーブを描いていたような。
で、そのうちに竹刀を持った剣士が現れた。例の如く、古流を思わせるような素振りのあとは、現代剣道の打ち込み練習。今日はつばぜり合いからの引き技が中心だった。気がつくとスプリンターは消えたいた。ややあって、でました。一輪車の旦那。こちらこそ、本当にお久しゅうございますなぁ。ことに寄ったら、話しでもできるかと思うながら、時々眺めていたら、剣士が引き揚げていく。またね。
そして、九段の男性は、こちらの練習が終わる少し前に帰っていった。15分と公園にいなかったというぐあいだろうか。いずれにしても、みんな黙々と自分の練習をこなしていく、ストイックな方々だった。面白い公園だな。あそこは。
