長野の出張はなんとかこなして帰ってきた。それでも、4日の夜からにわかに声がかすれて話をするのがきつかった。こちらとしても喉が痛いし、相手にすればずいぶん聞きづらかっただろう。体調管理ができないとは情けない限りで、ほうぼうの方々にずいぶんご心配やご迷惑をかけた。4月の中頃にもこんな感じで体調を崩した覚えがあり、もう少し生活全般を見直さなければならないように感じた。
それでも、今回の出張で農村を訪問する企画があり、思いもかけず懐かしい風景に実を浸すことができてずいぶん気を養った。露地物のキュウリを自家製の味噌で丸かじりすると、子供の頃、父方の親戚に遊びに行って、朝取りのトマトやキュウリ、トウモロコシなどをすぐさま食べるという当時としては当たり前のことがいつの間にか贅沢なことになってしまったと懐かしい味にうれしさを感じると共に一抹の寂しさも感じた。
帰ってみると、東京は30度を超す真夏日が続いていたとか。目の前を遮るもののない蓼科の田園風景、山々に囲まれた静かな空間の広がりに一時の夢を見た。
そう言えば、今回立ち寄らせて頂いたの農家は長野県立蓼科高校のすぐ近くにあった。聞けば映画「スウィングガールズ」のモデルとなった学校の一つだという。撮影は山形で行われたが長野県立高校がモデルだとはしらなんだ。あの映画は結構好きなのでこれもまた嬉しい。
