うんざりする。何年か前に白昼の池袋で通り魔事件があった。今回は秋葉原。極めて特異な、極めて異質なできごとととか、アキバオタクの2Dコンプレックスとか、なにかとひとくくりにして論じたがる言説がしばらく出回るのだろうか。
報道で、大学の客員教授だか特任教授だかが言っていたが、深い絶望感や、やり直しの聞かない今の社会、周りの期待に応えようとして応えきれなかった、押しつぶされ歪んだ魂を感じる。なんて、こんな言い方もステレオタイプでしかないか。
もう、かれこれ18年くらい前か、宮崎勤が連続幼女殺害事件の犯人として世間を震撼させた。が、あのとき俺は、この事件はこれで終わるのではなく、ここから始まる。これからも、こんな事件がいくらでも起きるだろうと、お客さんに話したことがある。なぜなら、彼を生み出したのは時代だったから。そう直感したのだ。
